社長ブログ

2012年12月 5日 水曜日

実際のQ値が大事です。

今日は寒さが少しだけ和らいだので、窓を開けて車を走らせていた海老名の工務店「ひら木」のスギザキです。

さて、この間は、次世代省エネ基準をクリアした住宅でも、計算上と実際は違いがあるというお話でした。

どういうことかと言いますと、高性能な断熱材をたっぷり入れ、気密シートもキチンと入れる設計をし、その仕様をもとに、熱損失の度合いを計算した場合、次世代省エネ基準はクリアできます。

そして、実際の施工で、設計どおりの仕様で建てても、気密性がしっかりと保てていない場合、実際の熱損失は計算上のものとは違ってきます。

これらの計算の中で、いろいろな数字がでていますが、ほんの少し説明します。

Q値(熱損失係数)とC値(相当隙間面積)、そしてμ値(夏期日射取得係数)といった数値を聞いた事がありますか?

Q値は、簡単に言うと、建物の熱が、どれだけ外に逃げていってしまうかを表す数字で、少なければ少ないほど、性能が良いということになります。

熱損失係数の次世代省エネ基準の基準値は、下記の表のとおりになっています。
熱損失係数(Q値)の基準値
地域区分
W/(㎡・K) 1.6 1.9 2.4 2.7 2.7 3.7

これは次世代省エネルギー基準に適合する住宅のQ値一覧表です。※神奈川県はⅣ地域ですので、2.7W/(㎡・K)となります。


この表をみてのとおり、地域によってクリアする基準値が違っている事がわかると思います。

寒い北海道ではⅠ地域ですから1.6ですし、暖かな沖縄はⅥ地域で3.7といった具合です。


C値は、その家の隙間がどれだけあるのかを示す数値で、次世代省エネ基準は、神奈川県5.0c㎡/㎡以下の地域になります。

5.0c㎡/㎡というのは、床面積1㎡あたりに2.236センチ四方の隙間があるということです。

C値の基準は、寒冷地で2.0c㎡/㎡ その他の地域では5.0c㎡/㎡です。

※この数字を、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


さて、この数字の中でQ値の値が少なければ、性能が良いことになる事は説明しましたが、実際に、あちこちに隙間が有った場合、室内の温度は保たれるでしょうか?という話です。

魔法ビンのフタを開けているのと、閉じているのとどちらが保温性が良いかは、考えれば分かる事ですね。

先日、パッシブハウスジャパンの理事 松尾和也先生のメルマガで、実質Q値の事が載っていましたので計算してみたいと思います。


実質Q値≒計算Q値+C値/10

この式を使って、良くある住宅メーカーの住宅と先日弊社でお引渡しをしたゼロエネ住宅のQ値を比較してみます。

住宅メーカー      Q値2.7  C値4.0

実質Q値 2.7+4.0/10 = 3.1

ひら木ゼロエネ住宅  Q値2.7  C値0.5


実質Q値 2.7+0.5/10 = 2.75


結果 住宅メーカー 実質Q値3.1        ひら木 実質Q値 2.75

という結果になります。


こんなにも変わってきてしまうのは、驚きです。

Q値が低ければ低いほど省エネルギー性が高いということです。



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投稿者 株式会社ひら木

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